昼前、近くのビーチまでカヤックで遊びに行き、戻るとランカウイ島に行くぞと連れ出してくれた。
どうやらラシードの娘さんとその子供が今日まで遊びに来ていたようで、
彼らをランカウイ島の家まで送り届けるのと、買い出しが目的らしい。

我々としてはお酒を買いたかったので喜んで着いていきました。
ら、親戚巡りの旅に連れ出されたのでした。

ランカウイ島まで船の旅

泊まっている家の前から、ラシードが船を出してくれました。
昨日来たときのような重い荷物もないので、優雅な船旅を楽しめました。

島に囲まれて内海のようになっているので波もそこまで高くなく快適。

ランカウイ島に近づくと、大型船含めたくさんの船があって、
田舎から都会の道に出てきたような緊張感がありました(僕には)。

奥様のバルカは慣れたもので、ずっとスマホでゲームしてましたが。。

家族で移動です

家族で移動です

 

マレーシアで人気のアニメは想定外にも程があった

船を停めたらスポーツマン風ジェントルメンな娘婿さんが迎えに来てくれた。
そして、桟橋の近くに停めてある車で、まずは娘さん夫婦の家へ。
20分くらい走って着いた家は、とても新しくてきれいで、猫がたくさんだった。

お菓子とランブータンを出してくれた。

お菓子とランブータン

お菓子とランブータン

お菓子は茹でていないトルテッリーニ(詰め物入りパスタ)のような、
ライスペーパーに具を入れて揚げたもののようなお菓子。

でもなによりランブータンがおいしくてもりもり食べてしまいました。

 

するとジェントルメンな娘婿さん。
「マレーシアでみんなが知ってる日本のアニメと言えばこれさ。知ってるだろ?」

と、ちょうどテレビでやっていたようでチャンネルを変えてくれたのが、、、、

まさかのつるピカハゲ丸

まさかのつるピカハゲ丸

え、なんでこれ・・・?
おそらくずいぶん昔のままの映像。
でもチャンネルを変えた瞬間、子供達は「Hagemaru~!」と大喜びでした。。。

日本のアニメと言えばNARUTOとかドラゴンボールとか言われるのかと思ったら、
あまりに想定外すぎた。
中国ではクレヨンしんちゃんが人気と聞くけど、何がウケるかは文化、価値観の違い。
わからないもんやね。

 

ヒジャブで交流するヨリコ

イスラム教徒は家族以外の他人の前ではヒジャブ、ということで、
外出するときはヒジャブなのですが、泊まっていた家も、ここも、
僕たちがいても、家に帰ったら手を洗うかのごとく、ヒジャブを外します。

で、出かけるときにまたヒジャブを着けます。

そのとき、ヨリコが置いてあったヒジャブを着けてみたら、
「こうやって着けるんだよ」とお孫さんが着けてくれた。

かわいいお孫さんにヒジャブを着けてもらう、もはや現地人のヨリコ

かわいいお孫さんにヒジャブを着けてもらう、もはや現地人のヨリコ

たまたま手に取ったヒジャブが着ていた服と同じ柄・・・
そしてこのヒジャブ、そのままプレゼントとしていただいてしまいました。

 

猫がたくさんの実家レストラン

そして車で10分弱。たどり着いたおうちは娘婿さんの実家。
なんだかたくさんの人が集まり、親戚で久しぶりね、というようなお話をしているよう。

聞いてみたら月に1回はこうして親戚一同で集まることにしているらしい。
家族親戚を大事にしてるんだな。海外に出るとそういうことを強く感じる。

ここには猫がますます多かった。

実家はこのあたりの人には有名なレストランらしく、
観光客向けでもなく、街中でもないのに、100名以上座れる席数があった。
厨房の設備を見ても、結構な量がさばけそう。

猫が多いにはそういう背景もあるのかもしれないけど(ねずみ捕り)、
子猫もたくさんいて、とにかくかわいかった。

人なつこくカメラに興味津々な猫ちゃん

人なつこくカメラに興味津々な猫ちゃん

ちなみに、あちこちにココナッツがなってるんですが、
もいで、カットしたら普通にココナッツジュースが飲めるんですね。

普通にもりもりなってるココナッツ

普通にもりもりなってるココナッツ

ココナッツジュースが完成した

ココナッツジュースが完成した

海外の観光客的には街中で売ってる屋台のココナッツは、食べてみたいと思わせる存在だが、
こうなるともはや軒先になってるみかん以上に圧倒的にあちこちで育っていて、
あまりにありふれた無料のドリンク。

むしろ、これが売り物になると気づいたヤツえらい、なレベル。

 

毎日場所を変えて開かれるフードマーケットの活気

先ほどの場所で1時間ほど何をするでもなく、ただ猫と戯れて待っていたのですが、
「じゃあ行こう」とようやく移動した先は、フリーマーケット。

ランカウイでは、曜日ごとに別の場所で開催される夕方のフリーマーケット。
食べ物が圧倒的に多め。というかほとんど食べ物しか売ってない。
というわけでフードマーケット。

観光客にも人気になり、現地人と観光客が集まる場所になっていた。

場所柄タイ系の人が多いらしく(ランカウイからはタイは目と鼻の先)、
タイ料理が多いと聞いていたのですが、むしろまったく見当たりませんでした。

勢いがあるフリーマーケット

勢いがあるフリーマーケット

ドリンク屋台もたくさん。美人さんだった。

ドリンク屋台もたくさん。美人さんだった。

ドリンクカップに付ける取っ手。なるほどなぁ。。

ドリンクカップに付ける取っ手。なるほどなぁ。。

気になって食べた屋台飯。薄い皮で包んだキャベツ、卵、カレー粉を焼いたモノ。想像通りの味(笑)

気になって食べた屋台飯。薄い皮で包んだキャベツ、卵、カレー粉を焼いたモノ。想像通りの味(笑)

出来合いのモノだけでなく、魚介も野菜も肉も

出来合いのモノだけでなく、魚介も野菜も肉も

目立っていた肉屋。生ハムにするんでしょうか。

目立っていた肉屋。生ハムにするんでしょうか。

ランブータンは3kg250円という格安販売

ランブータンは3kg 250円という格安販売

DORAYAKIと書かれていた、大判焼き(今川焼き)。スタッフの手際はめちゃよかったです。

DORAYAKIと書かれていた、大判焼き(今川焼き)。スタッフの手際はめちゃよかったです。

ラシード達の知り合いのお店。

ラシード達の知り合いのお店。

ナッツと砂糖が入ったクレープのような味でおいしかった

ナッツと砂糖が入ったクレープのような味でおいしかった

 

夕陽が見える砂浜、だと思う

ステキなジェントルマンが、夕陽が見える砂浜に行こうと、車に戻った。
夕陽が沈みそうな時間だったので、がんばって飛ばしてくれた。

そして

夕陽は間に合わなかった

夕陽は間に合わなかった

がしかしきれいなところ。

この場所、青春だよね

この場所、青春だよね

その場所で、先ほどのマーケットの中でも一番の行列ができる屋台で買ってくれた夕食。

おにぎらず、かもしれない

見た目はあれですが、味が濃くておいしかった。

 

本題の買い出し

親戚巡りの後は買い出し。
僕とヨリコ的にはこれが本題。

島には何も売っておらず、ラシードはムスリム(イスラム教徒)。
すなわち、お酒がないのです。

しかしランカウイ島は免税島。買わない手はない。

買い出しに来た桟橋近くのスーパー的な店

買い出しに来た桟橋近くのスーパー的な店

ビールがたくさん。見えませんが値札が衝撃的だった

ビールがたくさん。見えませんが値札が衝撃的だった

というわけで、タイガービールを1ケース。

ランカウイ島は観光客誘致のため免税になっており、ビールが激安。
350mlが1缶で2リンギット(50円)、というわけで1ケース24缶購入。

 

そして、なぜか桟橋近くの服が安く売られている地域にもよりましたが、
ラシード達が何か買うのかと思いきや、ただ寄っただけ。。
しかもぶらぶら見ていた僕達を待ってくれていた。
別に見る気も無く暇で歩いてただけなんだが。。

 

で、夜の海をラシードの船で帰りました。
本当に真っ暗な島。月明かりのみの海は、星はすごくきれいだったけど結構怖かった。
これで新月だったらすごいんだろうな。

 

さーて、これでビールを飲みながら料理が楽しめるぞー。

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