DEAL OR NO DEALというアメリカのテレビ番組があります。

応募した視聴者の中の1人がゲームにチャレンジし、
100万ドルを目指します。

24個のジュラルミンケースがあり、
$0.01 $1 $5 $25というような額が書かれた紙が入っています。

ここからひとつを選んで開けていき、
最後に残った箱の額が、実際にゲットできる額です。
ただし、最初にひとつだけ選び、これが絶対に最後になります。

なんだこりゃ、というゲームですが、これだけではありません。

最初に、最後に残す箱を選んだ後に、5つ連続で開けます。
その後からは、bankerからのオファーが入ってきます。

「次に2つ箱を開けるか、$○○をもらってゲームを終了するか、どっちか?」
(=DEAL OR NO DEAL?)というオファーです。

最初は5つ、次も5つ、その次は2つ、そのあとは1つずつ、みたいに
開けられる箱の数は減っていきます。

その度に、残っている額に応じてオファーの金額が変わります。
つまり、100万ドルを開けてしまうと、オファーが一気に少なくなり、
低い額が開いていくと、どんどんオファーが大きくなるということです。

ホントにこれだけのゲーム。
たぶん、日本ではまったく盛り上がりませんが、そこはアメリカ人。
出演者が基本的に異常な盛り上がりを見せ、キャラが立ちます。

また、家族などの応援者が登場。このへんはミリオネア的。
次のオファーを受けるかどうするかを相談しながら、
基本的には「受けるな、次の箱を開け」という感じなのです。

その間スタジオの客も大盛り上がり。
全員が「NO DEAL! NO DEAL!」と叫ぶわけです。

で、最初に見た日が、偶然にも番組初のミリオンダラー登場の日で、
さすがに僕も盛り上がってしまいました。

で今日、2回目に見てるわけですが、
今日はなんと1箱しかないはずの100万ドルが4箱ある
年末ジャンボ的な日だったのです。

にもかかわらず、最初の挑戦者は盛り上がりに欠けていました。
まあまあの感じで低い額が消えてきているとはいえ、
高い額もいい感じで消えていて、100万ドルが2つ残っている以外は
非常に中途半端。挑戦者のキャラも中途半端。

やっぱりおもしろくないルールだと思ったところ、
急にオファーがすごいことに。

ゲームが好きな挑戦者に対して、
「ここで$123,000に加えて、EAの本社を訪ねてゲームを楽しめる上に、
モーションキャプチャーで動きを取り込み、EAが発売予定の
NBAのゲームにレフェリーとして登場できる」
などというオファーが登場。これには挑戦者悩みまくり(笑)
いやー、このオファーはすごすぎ。

が、結局NO DEAL(オファー拒否)を選択し、2つの箱を開く。
で、ふたつとも100万ドルを開く(笑)

いやー、笑わせてもらいました。
レフェリーになっとけばよかったのに。

で、次の挑戦者がやたらテンション高い(笑)
しかも非常にいいペースで箱を開けている。

これは楽しめそうだ。(現在継続中)

あれ?結局楽しんでんじゃん。

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