あいにくだったクレバンKlebangに見切りをつけ、ランチとあわせて観光を楽しむため、
昨日に続いて、ムラカ旧市街にやってきました。

ムラカの、昨日行かなかったところを歩いてみました。

自宅を博物館にしてしまった家 ヴィラ・セントサ

まずはヴィラ・セントサVilla Sentosaを少し観光。
自宅を博物館として公開してくれているところで、マレーシア人の生活が感じられる場所。

Living Museum(住んでる博物館)ヴィラ・セントサ。あくまで私設

なんと入場料は無料。ですが、最後には寄付しなきゃいけない雰囲気になります。入場料をとると、商売として許可が必要だとか、そういう理由なんだろうな(下世話)。

とはいえ、100年近い歴史がある家を見せてくれて、オーナーやその家族がツアーのように説明してくれるので、十分価値あるツアーでした。

展示になっていて使えなくなっている家具や場所もたくさんあるものの、
ちゃーんと生活感溢れるところが一部に残っていたりもして、
いちおう、本当に住んでいる家、というあたりがなんか人の香りがして楽しかったです。

実際に人が住んでいる家が博物館になっている

 

ステンドグラスがきれいなかわいい教会St.Peter’s Church

その後、近くにあるステンドグラスがきれいな聖ピーター教会St. Peter Churchへ。
ステンドグラス好きなヨリコが喜んでしばらく写真撮影。

かわいい外観の教会

南国感と近代感が融合したおしゃれな教会

ステンドグラスがきれいで、外観がかわいいモダンな教会

 

お昼はニョニャ料理リベンジ

お昼時になったので、近くのおいしいらしいというお店を探す。
が、地図で見た場所に見当たらなかったので、
近くにあったTa Chi Nyonya Houseというお店でランチ。

朝クレバンで食べれなかったニョニャ料理のリベンジ。

店内は近くで働くサラリーマンと観光客で賑わっていた

ここは清潔感があり、見た目もきれいなので、観光客もいて、かつ、
スーツを着たサラリーマン(しかもワンタイムパスワードを下げていたので金融系あたりか?)など
小綺麗な会社員もいて賑わっていたので、観光客向けとは言え、悪くないお店なのであろう。

食べ物の見た目も味もしっかりしていて、おいしかった。

この店のスペシャルアイスコーヒー。エスプレッソで作られたしっかりした味。と、小綺麗な会社員(左奥)

Nyonya Lemak Laksa。辛さはあったけどおいしかった

Nyonya Nasi Lemak。お米もおしゃれできれいに飾られてておいしかった

Jalan Tun Sri Lanang, 75100 Malacca, マレーシア

 

川から見るムラカの壁画が楽しい

食後少しゆっくりしたのですが、ヨリコが相当ぐったり。

ムラカの川沿いの遊歩道にある壁画をヨリコも見てみたそうだったのですが、歩ける余力はなさそう。

調べてみたら観光ボートで川から見れるらしい。これなら座ってるだけ!

かなり近そうだったのですが、太陽の頃合いもピークな感じで、暑すぎだったのでGrab(アジアが中心のUberのような配車サービス)を呼んでみました。

ら、約1分で到着。

駐車場の中に船着き場はありました。

北側の乗り場。駐車場の中に突如現れる

ちょうど出発直前ということで、慌ててチケットを買って乗り込みました。席はほぼ満席。なかなか人気のよう。

動き出すと、マレー語と英語のアナウンスとともに進み始めます。

20分弱の航路。壁画はなかなか楽しめました。ヨリコは全編動画撮ってました。

 

暑いムラカの真っ昼間、涼しげな川の上を休みながら楽しめる、価値ある時間でした。

アートに興味があれば、おすすめです。

 

モダンな水上モスクにため息

ムラカで行きたかったところ。

写真で見て、圧倒的にきれいそうだった水上モスク、Masjid Selat Melaka。

夜はライトアップされて幻想的になるようですが、ヨリコにそこまで待つ元気はなさそうだったので、すぐ向かうことにしました。

水上モスク。満潮時は浮いているように見えるらしい

とりあえず、遠いので、Grabを呼ぶ。

 

水上モスクは、中心街(旧市街)の観光地から離れた埋め立て地の、誰も入っていないビルが建ち並ぶ「街」を抜けたところにあります。

埋め立て地ゾーンに入ると、団地のようなビルが建ち並んでいましたが、確かに、誰もいない。

新しい街を作っているところなのだと、運転手から聞いた。

そんなわけで、中心街から車で10分ほど。

これから作ろうとしている街にいち早く作られたモスク。

着いたらちょうどお祈りの時間で、しばらく中に入れず。

運転手が戻りまで待とうか?と金額交渉してきたので、帰りのGrabを呼んで中心街から来るのを待つのも暑くてしんどいと思い、待っててもらうことにしました。

入口で遭遇した現地人ヨリコ

歴史的な重みはありませんが、スタイリッシュでシンプル。

外観はモダン、中、ともにモダンなデザイン。

入口には売店もあり、また、観光客のために、ヒジャブなどを無料で貸し出してくれます。

夕陽にライトアップされたら、さぞきれいなんだろうな。

気になる方は行ってみるか、ググってみてください(笑)

水上モスク。夕方はとってもきれいなんだろうと思う。

 

ムラカで日差しに疲れたらコレ ココナッツシェイク

モスクを一通り堪能して、旧市街に戻ってきました。

時間的にはもうゆうがたですが、陽はまだまだ高く、暑い。

そこで通りかかったところで見かけた、朝に飲めなかったもの。

ココナッツシェイク。

Bikini Shakeという、西洋の観光客を呼び込みたそうな名前のこのお店、場所も観光客向けで、あまり期待はしていなかったものの、ヨリコが暑さでつらそうだったので、入ってみました。

Jonker Streetのアクセスしやすい場所にあるBikini Toppings

ここを経営する夫妻が10月に北海道旅行に行くということで仲良くなりました。
もちろん、ココナッツシェイクはすごくおいしかったです。

シェイクにココナッツの香りがよくあうのです

店内は壁を黒板として客に開放。良いアイデア

ちなみにこのお店は、店名に似合わず(失礼?)、まじめそうで優しそうな夫婦が切り盛り。
もっとファンキーな人がやってるのかと思った。

日本人だと見るや、秋に北海道に旅行に行くんだ、と話してくれて、北海道出身のヨリコが大喜び。
仲良くなってSNSでつながり、後々、北海道の旅の模様も見せてもらいました。

18時頃店を閉めて、帰りに原チャ二人乗りで帰る仲良し夫婦でした。

店名に似合わず(失礼)真面目そうな夫婦が切り盛り。仲良くなってSNSでつながっています

ココナッツシェイクが楽しめるお店。
北海道でおいしいものをたくさん食べた優しそうな夫婦が切り盛り。
日本人だと言えば興味津々で話してくれる。はず。

 

夕食もやっぱりニョニャ料理

夕食はニョニャ料理が食べたいと思ったものの、観光客の店ばかり。
でもまあ仕方なく入ってみました。

Siew Tin’s Nyonya Kitchen

まったく客がいなくて、アンティークな芸術品が並ぶ、薄暗い感じのお店。
店員はむさくるしいおっさんのみ。という、結構入りにくい雰囲気。

アンティークな芸術品が並ぶ店内

ライトはなかなかおしゃれだが、重すぎてカジュアルではない

失敗したかなとドキドキしましたが、味はそこそこおいしかった。
料理の見た目は、よく言えば超家庭料理、悪く言えば気にしてなさ過ぎなお店。
(そもそも、マレーシア料理は概して見た目が良くないと言われますが)

見た目も味も、特に家庭料理感全開だった一品

Nyonya Pongteh Chicken。Pongtehは醤油と砂糖と豆醤で煮た甘辛煮で日本人が好きな味

Nyonya Curry Pork、だったと思う。ココナッツ入り

Kapitan Chicken。これもカレーだった。Captain’s Curry Chickenということらしい。やはりココナッツ入り。

今後の旅では、いろんな店でコナンとヨリコの客を呼ぶことになるのですが、
誰もいなかったこの店に埋まるほどの客が入ってきて、まさにその始まりとなりました。

ここだった、はずだけど、ググってみたら行ったときから改装されてるような。。

 

最後に、、、うるさい夜の自転車

そして、店を出ると夜も更けていましたが、自転車がライトアップされて、
さらにうるさいことになってました・・・

何でこの自転車にしようと思ったのか。
運転手はむさ苦しい男だらけなのですが、彼らがこの自転車を準備しているところを想像するととんでもなくシュールです。

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