タイのチェンマイで泊まったAirbnbのホスト、ソノコさんが日本に来ており、
イスラエル人の友達ロネンと一緒に、僕たちの家に遊びに来てくれました。

一緒にごはんを食べながら再会を喜んでいたのですが、
イスラエルとイスラエル人に関する話がとても興味深く、
また、旅に関する話題で登場したインドの話もおもしろかったので、ここでシェアします。

我が家での食事について

ソノコさんが日本に来ていることがわかったので、うちでの夕食に誘ったら、
ソノコさんのイスラエル人の友達、ロネンRonenさんと一緒に遊びに来てくれました。

(ご参考)ソノコさんについては、こちら

せっかくなので、日本の家庭料理風の料理でお出迎え。
炊き込みごはん、空豆と豆乳のスープ、水菜のサラダ、炙り厚揚げ 生姜醤油和え、冬至かぼちゃ、こじわり(福井の郷土料理)

概ね日本の夕食風

ロネンさんは食事の好き嫌いが激しいらしく、旅行好きながら、
あちこちの国で食べ物に困っているんだとか。

日本でも困っているそうで、いくつかの食べ物を残していたが、ほとんど食べてくれた。
そんな中、ドレッシングの説明をしたとき、ごまドレッシングに興味を示し、
サラダにかけてみたものの、口に合わなかったようで、残していた。
おそらく、ごまのソース=タヒニのようなものかもしれない、と思ったんだろうな。
ちなみに、冬至かぼちゃは少々塩分が濃くなってしまったこともあって、
塩辛いと残していました。

一方、ソノコさんはベジタリアン。
というわけで今日の食事も野菜のみで構成した。
ということもあって、すべて食べてくれた。よかった。

ちなみに、ヨリコが作った甘くないスイーツ(ヨリコは甘いものが嫌い)は、
ふたりともきれいに平らげてくれたので、僕に対して勝ち誇った顔をしていた。

 

イスラエルについて

ソノコさんは旅行好きで、何度かイスラエルに遊びに行ったことがあり、
話題は自然とイスラエルの話に。

いわく、イスラエルは観光地としてとてもきれいなところだと絶賛。
是非行った方が良いと言われました。

有名な死海(Photo by Ranveig, Wikimedia Commonsより転載)

ヘルモン山のほとりの小川(Photo by Pikiwikisrael, Wikimedia Commonsより転載)

 

一方、好きじゃない点についてもバッサリ指摘。いわく、

  • 物価が高い。出費を抑えるために自炊もするが、イスラエルは野菜などの材料すら高い。
  • イスラエル人のマナーが悪い。声が大きく、列に並ばず、クラクションを鳴らしまくる。

前者の物価が高いことについては、旅行者のブログでもよく言われていたことだが、
まさか材料まで高いとは。

ちなみに物価が安いタイ人のソノコさんにとって、日本の物価はイスラエルと比べれば安く、
タイと比べれば高いけど、一昔前より格差が縮んでいるので、今はだいぶ許容できるレベルという感覚らしい。

一方、驚いたのは「日本の野菜や果物はとてもおいしい」らしい。

野菜はともかく、果物は南国の方がおいしいイメージがあるので、先入観に騙されているのかなという刺激になった。
もしかすると、逆にソノコさんが日本は品質が良いという先入観に騙されているかもなのだけど。

ちなみにロネンさんは、スーパーだと安い、探し方が悪いのだと否定していたが、真相はわかりません。

 

一方、後者についてはまったく知らなかったことなので、
自分で体験した感想ではなく、あくまで伝聞なのだけど、まだまだ知らないことは多いなぁ。

ロネンさんは、クラクションの多さなど、挙げられた例について否定していなかったものの、
マナーはちゃんとあるんだとソノコさんと口論していたので、何か考え方とか根本が違うんだろうな。
中国では、自己の利益を最大に高めるためには並ぶのではなく前に行く、
という考え方をする人がいると聞いたことがありますが、
例えばそういう考え方が一般的であれば、列に並ぶのは変な人間ということになります。

こういう違った文化を見聞きするのは、発想の拡がりにつながるなぁといつも思います。
イスラエルも、いつか実際に観てみたいな。

 

ロネンさんの海外旅行

ロネンさんも旅好きでいろんな国に行っているよう。

その中で、一番好きな国はインドだとか。
インドは、好き嫌いがはっきり分かれる国ですが、ロネンさんの評価はおもしろかった。

インドは、着いた瞬間、昔の洗剤のにおいがとてもきつく、飛行機を降りた瞬間に飛行機に引き返そうとしたくらいだ。あれは本当にきつかった。それに、街は危険そうで、汚くて、臭くて。そんなことだから、しばらくの間は一刻も早く帰りたいと思っていた。 ところが1ヶ月もすると、いいところだなぁと感じてきて、それが半年もすれば、もうイスラエルに帰りたくないと思うようになっていた。不思議な場所だよ。イスラエルに戻ったら、あの洗剤のにおいが恋しいとすら思えてくるんだ。 インドは間違いなく、自分の人格に大きな影響を与えた場所だよ。

一度は行ってみたいと思わせる国インド。
ロネンさんのこの言葉を聞いて、改めて気になる国なのですが、
汚いところが嫌いなヨリコにとっては、当然のことながら、絶対に行きたくない国なのでした。

 

そんな彼らのおくりもの

とても楽しい夜になったのですが、彼らからプレゼントをもらいました。

ひとつめは日本のパン屋さんのパン。
家に遊びに来るということで、わざわざ買ってきてくれました。

 

そして、イスラエルのハンドクリーム。

イスラエルのハンドクリーム

死海のミネラルを含み、アロエとアボカドによって効能アップ!的なことが書いてあるのですが、
まったく書いていないココナッツのにおいがすごい。良いにおいではあるんだけど。

こういうの、うれしい。

 

そして、手書きのコメント!(書かせたんだけど 笑)

手書きコメント(個人情報部分はモザイクしました)

ソノコさんの英語は良いんだけど、ロネンさんのヘブライ語がまったく読めません。。。
なんか悪口とか書かれてないだろうかドキドキ。

でもすごくうれしかった。

 

またどこかで会いましょう、と言ってお別れ。楽しかった!

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