イラン入国にはビザが必要です。
ビザ取得について、イラン渡航者の参考になるかもしれないので記載しておきます。

今回はテヘランから入国したので、テヘランの状況を記載していますが、
おそらくはイランの他の都市も同じなのではないかと思います。

イランのアライバルビザ取得について

イランは、到着地で30日間のアライバルビザ(到着ビザ)が取れます。
(以前は14日だったそうですが、2016年9月の渡航時は30日でした)

※状況は常に変わりますので、イラン・イスラム共和国大使館のWebサイトを見て、
その上で、できるだけ直近で旅行した日本人のブログを参考にしてみてください。
僕も事前に日本人旅行者ブログをかなり調べました。。

 

テヘランの空港に到着したら

テヘランの玄関口エマーム・ホメイニ国際空港のビザカウンターは、
飛行機到着ゲートからそのまま歩いた先にある、入国審査場のすぐ手前にあります。
ベテラン感漂うおじさん達が待ち構えており、若干緊張します。

ちなみに、飛行機はAirAsiaにもかかわらず多くの乗客はイラン人だったので、
我々のようにビザが必要な渡航者はごく数人でした。
チリ人カップル、タイ人の若手医者男性2人組、我々ふたり、それ以外にあと4人くらい。
というわけで、さくさく進んだ感じでした。

なお、空港内は撮影できないので、写真無しです。すみません。

 

ビザ申請手順

以下、ビザ申請手順。

  1. ビザカウンターでパスポートを渡して申請用紙を受け取る。
  2. 渡された申請用紙に記入。家族の場合は1枚だけの記載でOK。父親の名前を書く欄がありますが、記入者の父親だけで良い。
  3. 斜め向かいにあるカウンターで保険加入。保険期間は最低30日で、その場合の保険料は15米ドル。ユーロでも支払い可。
    ※保険加入は必須。別途加入していれば、証書を見せれば良いそうですが、他の方のブログでは、事前加入の証書で通れなかった人もいたそうです・・・
    ※僕は旅行保険に入っておらず、かつ事前にWebで見積もりをしたところ日本で入るより現地で入る方が断然安かったためこちらで。
  4. ビザカウンターに申請用紙と保険証書を持って行くと、ビザ料金が書かれた手書きの紙を渡される。
    ※国によって料金が違うらしく、その場にいた旅行者と見せ合ったところ、チリ人が最も高く、次いでタイ人、そして日本人が一番安かった。
    チリ人は日本人の2倍くらいしてて、遠くから来たのにかわいそう。。
  5. 手書きの紙を持って隣の銀行カウンターへ。料金を支払うと領収書をくれる。
  6. 領収書をビザカウンターに渡す。
    なお、申請用紙を受け取る人が並んでいたとしても別途受け取ってくれるので、並んでる人に割り込むなよとか言われても強気で行くべし。
    ※僕の時は、次の飛行機から来た新たな申請者が長蛇の列を作っており、諦めて並ぼうとしたところ、受け取ってくれた
  7. ものの数分で国名を呼ばれて(Japanと言われた)ビザが発給される。インクジェットプリンタで作成した感じのビザシールがパスポートに。なお、受取りも新規申請者の列に並ぶ必要はなく、近くで待ってれば良い。

というわけでなんとか大量の列で待たされず、さくっと取得できて助かった。

ただ、事前情報では申請から受け取りまで2時間かかった人もいたようなので、
列に飲まれるとそういうことになるのかもしれません。。。

飛行機を降りてから入国審査を出るまでトイレはないので、
飛行機着陸前に機内のトイレに行っておくことをオススメします。

 

ビザ取得後は・・・

ちなみに、その後入国審査の列に並ぶのだが、これが結構時間がかかった。

終われば、すぐ横にバゲージクレーム、そしてすぐ外。
1階なので階段もなく非常にコンパクトな空港です。

ただ、迎えに来ている人が大量にいて、しかも公共交通機関がなく車でしか来れないこともあって、空港前の道はとんでもなく渋滞してました。

 

イランでは(イスラム教では)金曜が休みで、木金が休みであることが多い。
(木曜が土曜、金曜が日曜という感覚です)
ということもあって、イラン人旅行者の帰国ラッシュだった模様。
なのでイラン人だらけの飛行機で、到着待ちの人だかり、車の大渋滞、だったのかしら。。
(他の日を知らないので何とも。。)

 

以上ですが、何か参考になれば幸いです。

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