ランカウイ島のすぐ近くにあるダヤン・ブンティン島。
ここは本当に何もない島。お店も食べるところもほぼありません。
(少なくとも観光客が行くようなところはありません)

パワースポットとして有名らしいダヤン・ブンティン湖は島の反対側に位置し、
距離が遠いだけでなく、道があるかどうかすらわからず、まったく行けません。

そんなわけで、何もない田舎の島で日がな一日リゾートのように過ごしながら、
たくさんの家庭料理を教えてもらったのでした。

目的はマレーシア家庭料理

Airbnbで、マレーシアの中で料理を作ってくれるおうちの中で、
マレーシア人で(マレーシアに住む外国人ではなく)、かつ料理が趣味の人を探したら、
ここのホストのラシードは日本料理屋で鉄板焼き屋の板前もやっていた経験もあり、
遠いけどここしかない!と思ったのでした。

ランカウイ島は欧米人のリゾート地にもなっているらしいのですが、そんなことには目もくれず。

ただ、マレーシアの家庭料理が食べたい。作り方が知りたい。それだけ。

今回の旅は民泊と家庭料理を楽しみにしていたのですが、
ここまで、タイ、シンガポール、マレーシアと来ていて、
Airbnbで民泊はしているものの、なかなか料理を作ってくれるところに出会えず。。

説明やレビューから、ようやくここは良さそうかも、というところを探し当てたので、
少し高めのところで、かつ観光どころでもないところを思い切って10泊予約しました。

ただ泊まることは容易なれど、、、

ただ泊まることは容易なれど、、、

 

ペナン島から揺られに揺られてご到着

ペナン島から160人乗りくらいの大きなフェリーで3時間揺られてランカウイ島へ。

結構大きい船でまともそうだったので驚き

結構大きい船でまともそうだったので驚き

フェリーは船内の小さなテレビで映画が流されていたりもするのですが、
波による揺れが激しく、うっかり3DSをやり始めたヨリコは速攻でグロッキー。。

映画小さすぎて見えない。マレー語だし。そして飲食は有料。

映画小さすぎて見えない。しかもマレー語だし。そして飲食は有料。

ごはんが出てくるのかなと空腹で備えていたのに優良だった上にカップ麺っぽく、
しかもグロッキーになるくらい揺れが激しいので忘れるために3時間爆睡。

 

そしてランカウイ島からは、近くにあるKuah Jetty(桟橋)からの定期便に10分ほど揺られ、
ようやくダヤン・ブンティン島に到着。

定期便の船内。狭く、頭をぶつけそうになります。

定期便の船内。狭く、頭をぶつけそうになります。

ダヤン・ブンティン島の桟橋には、ホストのラシードが迎えに来てくれました。

到着した桟橋

到着した桟橋

島全体が極めてのどか。超田舎。

桟橋から車で5分ほどで到着した今回の家は、家の前をニワトリとイヌが駆け回り、
夜になると真剣に真っ暗。
海と山と森しかない。そんな場所でした。

島からの光景

島からの光景

このあたりの集落に泊まりました。

念願の家庭料理

ラシードが元板前ということで料理を振る舞ってくれるのかと思いきや、
料理は奥様のバルカが担当でした。

が、これが見事な腕前。
家庭料理らしく、見た目の飾りは最小限ですが、味は確か。

数日目から頼んで作り方を見せてもらったのですが、
キッチン(というより厨房というくらい広い)も慣れた手さばきも見事でした。

調理器具が豊富なキッチン、もとい厨房

調理器具が豊富なキッチン、もとい厨房

毎日のように料理を作るときに呼んでくれて、

「お前に見せるためにこれを作ったんだよ」
「明日はこれを作るからね、楽しみにしててよ」

などと言ってくれるようになって、すごく嬉しかった。

が、料理についてはまた別途。

Barkat Chaletでの11日

ほとんどの日は、とにかくのんびりぐうたらしてました。
海辺の砂浜に張り出したシャレーにかけられたハンモックでゆらゆらしたり、
部屋の中でブログを書いたりゲームしたり本を読んだり。

ただ、通信環境が悪すぎて、よく切れるし、速度も圧倒的に遅いので、
ネット環境が必須かつ写真をアップしたいブログとしてなかなか使えず、
結局やっぱりのんびりぐうたらしてました。

寝転がったり、犬を追いかけたり、鶏が産んだタマゴを隠してみたり。

いつも賑やかな彼らも、成長したり、死んだり・・

いつも賑やかな彼らも、成長したり、死んだり・・

野生の牛が勝手に花を食べに来た日もありました・・・

野生の牛が勝手に花を食べに来た日もありました・・・

そんななか、以下のようなイベントもあったのですが、
ここに書くととんでもなく長くなっちゃうので、今後紹介します。

  • ランカウイ島エクスカーション
  • カヤックで近くのビーチまで
  • 原チャ無料レンタルで島を爆走低速走行
  • 伝説の湖ダヤン・ブンティン湖観光
  • 向かいにあるチューバ島の豪華ビーチ案内
  • ラシードの船で川釣り
  • 海に流されたビーチボール救出作戦
  • 美容師ヨリコが挑んだドイツとマレーシアの髪

10泊する人はそこまで多くないので、他の滞在客も入れ替わり立ち替わり。

その中でも、チェックアウトが同日だったドイツ人のヨルゲンとはとても仲良くなった。
日本では?ドイツでは?ってやりとりが楽しかった。
再会の約束もした、こういう出会いが楽しいなぁと思う。

ヨルゲンの髪を切るヨリコ

ヨルゲンの髪を切るヨリコ

 

さて、ざっくり触りを紹介したので、今後しばらくここでの生活を紹介していこうと思いますのでお楽しみに。

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