金曜日、仕事後に、ギークサロンという集まりに参加してきました。
月に1度、有名なIT技術者に講演してもらう、というような会です。

今回は、AppleのWorldwide Developers Conferenceに参加するためにSFに来ていた、
中川智史さん(LimeChat開発者)がホストでした。

「iPhoneのアプリケーション開発について」という講演で、
iPhoneSDKを使った、アプリケーション開発の入門編、ということでした。

圧巻だったのは、デモなんですが、Hello Worldを表示するデモということで、
その場でプログラミングを始める同氏。
講演とかで、生でプログラムをその場で組む人なんか初めて見ました。
自信がないとできないですよね。。

というわけで説明しながら、Hello Worldと表示されたボックスが、
画面をなぞると動かせる、というアプリを作り上げちゃいました。

でも、そんなのにとどまりません。

「まぁこんなんじゃおもしろくありませんよね」
と言って、その場でTwitterクライアントを作り始めました。
途中、ややこしい画像処理は説明付きのコピペでしたが、
基本処理はすべてその場で考えながら書いていて、
なのにものの30分ほどで完成。

な ん つ ー か す ご す ぎ !

さらに、番外編ということで、同じTwitterクライアントを、
RubyCocoaで開発、なんてことをとっさの思いつきでやってました。
これはコピペなしで、なんと20分で完成。ホントにありえない人です。

ギャラリーがいる前でプログラミング。
それも、かなりの技術者ばかりが揃っていたように見える場で。

コンパイルでエラーとか警告が出た後のリカバリが速すぎるんですよね。
経験による思いつき、ヘルプを見る速度、それで解決しないときのネットなど、
知識だけでなく、判断力が高い。

レベルの差を感じまくった一日でした。

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